えりかの物語 その五

 旋風隊、愛琳様より兎楽園学院の同窓会(家族同可)のお知らせを頂いのたは、ハネムーンに往ったころの事でした。
兎楽園学院は、私が所属していたモデル養成学校で、全世界で卒業生達は、がんばっています。
私が、おと兄〜様に見初められたのも、ここでのお仕事が。。。ポッ。。。
あ〜でもこの日は確か先約があった気がしてカレンダーを確認すると、
おと兄〜様の関係の皆様に私を紹介していただく大事な披露宴の日です。
「どうしたんだい?」と、私の顔を覗き込むおと兄〜様に、事の仔細を話すと、
「これはいい話じゃないか!?えりかちんの素敵な仲間達と僕も会えるのか〜」
あれ?日程がカブっているの気付かれてないのかしら?と思っていましたら、
「僕の方の披露宴も、えりかちんの同窓会も両方共同じビルの同じフロアだから両方に参加可能だよ。
そして、僕がえりかちんを僕の友人達に紹介する様に、えりかちんの仲間に僕の事を紹介してくれよ。」
わ〜さすが、おと兄〜様は私の愛した人です。素敵な解決策を見付けて下さいました。
 そうして迎えた披露宴・同窓会当日、前夜から一部の方々と早々と盛り上がり、半徹夜と言う状態で会場入りです。
おと兄〜様は、初めてお母様に直接逢う事になるので、緊張されていました。
「おと兄〜様なら、大丈夫ですよ。でも良かった。私もお友達方に会うので、ドキドキでしたから」
と言いながらその時は、おと兄〜様のドキドキ音の聞える位置に居られる幸せを、かみしめていました。
母様とおと兄〜様の対面、私とおと兄〜様のお友達方に対する披露も無事に済み、同窓会の時間になりました。
「こんにちは、本日はご苦労様」幹事の愛琳さんと挨拶です。
「お姉ちゃんは、GWで忙しくてバイト休めなかったの」と、親友春菜さんの妹さんである新菜ちゃん。
そうよネ、リゾート地にあるから、あのファミレスは人が休みのときの方が忙しいわネ。
再会したかったけれど仕方がありません。その代わり、それ以外の方には、再会とかできました。
そして新菜ちゃんと一緒にいた、売れっ娘モデル美咲ちゃん等々。
大勢の人に挨拶して廻る度に、祝福の言葉をもらい幸せを実感しました。
引き出物、少し多めに用意していったので、お祝いして下さった皆様に御礼もできました。
披露宴・同窓会終了後、前日から一緒させてもらった皆さんと打ち上げをして、帰りました。
 少しハードな二日間でしたが、とても楽しかったです。

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